2016年10月31日月曜日

あご。






朝イチでいらして下さった、美味しいものをよく知ってらっしゃるTさまからいただいた

ゴロンと大きくて立派でいかにも美味しそうな











佐渡産の焼きあご











でもこちらは後継者がいらっしゃらないとのことで、

新潟の若者が佐渡まで行ってお手伝いをされているそうです

この辺のお寿司屋さんなんかも、せっかく美味しいのに後継者がいない為に廃業されてしまうところが多くて

そうやって昔から培われてきたせっかくの技や味が継承されていかないのは残念なことだなぁと思うのですが

どこで穫れたのかもどこで作られたのかも分からなくてもとにかく売価が安ければ良いという人が多かったり

培った技を教えてもらえる有り難みや嬉しさよりもとにかく好条件で働きたいということであれば

それはもう、良いものは無くなるべくして無くなっていくんだろうから仕方ないですよね

そしてTPP加盟国になると遺伝子組み換えの表示をしなくてもよくなったりするらしいのですが・・

それでも皆、安価な方が良いのかな?

そのせいで、ものづくりに対する日本神話の様なものも既に綻んできていたりもしますし

無くなってから有り難みに気付いてももう遅いんじゃないかと思ったりもするのですが・・。

でも、一生懸命手間を惜しまずに良品を作られている方にとっては

買い叩かれることなく喜んで高く評価してくれるところに売りやすくなったりするのかもしれないので

もしかしたら嬉しいことなのかもしれませんね。


そしてそう! 2、3日前にたまたま見たテレビ番組で

“出汁の美味しさが分かる様になるには時間がかかる”って言われていて、それを見ながら

料理の先生であられるTさまが「最近は何からとった出汁なのか分からない人が多いし、

食べ慣れていないせいで出汁をまずいという人も多いのよ。」っておっしゃっていたのを

思い出したりしていた矢先のこの“焼あご”ちゃん♪

なのでそんなことでも嬉しかったりもしたのですが

ほんとありがとうございました!早速、妹と分けていただきます ♪♪