2016年2月19日金曜日

“選挙フェス”



明日、新潟で

こちらの“選挙フェス”というドキュメンタリーを御覧頂くことが出来ます









2013年7月に行われた参議院選挙に於いて緑の党から推薦を受けて立候補し、地盤もなければお金もなく

公示当初は“売名行為”と揶揄されながらも音楽と演説を融合させた“選挙フェス”と称した全国ツアーを敢行し

インターネットからうねりを起こし路上に多くの観衆を集めた結果、

落選候補最多の17万6970票を集めた三宅洋平さんを追ったドキュメンタリー。











そして実はこちらのドキュメンタリーは私達姉妹の大切な知人であり

妹と同じく、原発事故の為福島から避難して来た二人の女の子のママが頑張って公開にこぎ着けた作品でして

こちらは妹からのメッセージです

「311以降に降り掛かった不本意な事態に向き合いながら、

避難者の私達は結果的に政治への関心も高まらざるを得ませんでした。選挙の大切さ、一票の重みも痛切に。

その中で共に福島から避難している友人が企画、紹介してくれたこの映画監督のこの言葉が心に響いたのです

“時間がありまへん。選挙ではなく、今人間がおかれている状況が、です。”

ですので今回は予備知識などは敢えて入れずに、子供と共にまずは観て感じてみたいと思います

明日は監督さんのトークもあるようです。よろしければ皆さんもぜひ足を運んでみて下さい」




そしてこちらの坂本さんとのトークでも語られている、






「震災以後、“生きる”ということがここまで差し迫ったテーマにもう一度なってしまったけれど

長い目で見たらすごく尊いテーマを人類は授かったのではないかと思う。

原発でも爆発しなければ我々は価値観を超えて一つになろうとしなかったであろうと

後年語られる様な出来事に出来るか出来ないかというトライ、最大のチャンスだと思う」という言葉。

そして“当選しても落選しても政治家であろうがあるまいが

もっと愛がある社会を作ることを急ぎたいと震災以後、特に強く思う様になった”という彼の思いが

私の心にはストレートに響いたのですが

最近のニュースを見ていると、原発や基地の問題はもちろん幼児虐待や介護に於ける問題や様々な事故・・

苦しんでいたり生きにくかったりする人が沢山居る様な気がして。

そしてそんな風に社会がおかしくなってくるとやはり弱いところにその影響が大きく出る様に思うと同時に、

色々な問題の要因は実は同じところにあるのではないかと思ったりします。

精神論みたいで申し訳ないのですが、でも結局は人間が考え動くことで出来ているのが社会ですから

“自分さえよければ、自分には関係ないから”という気持ちが今の社会で少し強い気がします。

だからもしお互いをもう少しだけでも思いやることが出来たら、意外と簡単に

社会は少し良い方向へ行くのではないかと思いますし

お互いを思いやって色々な問題を考え、変えていくことの大きな一歩になるのが選挙だと思いますので

残念ながら私は明日観に行けませんが、ご興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい



2月20日(土)14:30開場 15:00上映 ※上映終了後に監督のトークあり

 会場 亀田駅前地域交流センター(新潟市江南区東船橋1−1−22 信越線亀田駅直結)

 一般 ¥1500  学生 ¥1000  中学生以下無料

 尚、駐車場が少ないので出来るだけ公共交通機関を利用して頂きたいとのことです

 


以上、お知らせが遅くなった上に長くなってすみませんがご興味のある方はぜひ!